民主からまた離党者、沈む行く船か?それとも
2012-07-18


17日、民主党・参院から女性ばかり3人が離党、衆院からも1人離党の予定者がいる。沈み行く船から逃げ出すネズミという訳か。確かに民主党に残っても、特に基盤が弱い議員には展望が開けないのであろう。

しかしながら、野田首相は唯一実質的な消費増税に道筋を付けられた宰相である。消費税導入・前回増税時には減税も実施しているので、増税しかしないのは今回が初である。これほど困難な課題を成し遂げようとしている首相ならば、今後の歳出削減・定数削減、社会保障改革も可能だと思う。
足を引っ張られなければ。
私が評価している小泉元首相だって、消費増税から逃げてしまった。

そんな成功した宰相が率いる民主と自民・公明が結びつけば強い基盤ができる。 第3極と言っても、何ができるか分からないし、大阪市長になったばかりの橋下氏は大阪をすぐに去るわけにはいかない。だから国政では、民自公対維新の戦いになれば維新が勝つとは限らない。圧勝はできないし、過半数も取れない。

維新や新党・新会派の脆弱な議員ばかり集まっても何もできない。
国政は何と言っても官僚が支配する世界なので、官僚の予算・人事権などをある程度掌握できないと何にもできない。これに対して維新は何か対策があるのだろうか。無理やり言うことをきかせる立法でもするのか、それとも説得できる自信があるのか。
それに比べると、自民・民主の長老の中には官僚にも顔がきく議員も多い。
さて、どちらが巧くいくか見どころである。

ランキングに参加しているので、クリックをお願いします。
にほんブログ村
[LINK] (禺画像])
[政治・安倍政権]

コメント(全0件)
コメントをする

パソコンでも見てくださいね。

記事を書く
powered by ASAHIネット