本屋の一角に人が集まっている
2012-09-15


昨日、近くの大手書店に行ったら、書店の一角に10人を超える人だかりがあった。異様な雰囲気なのだが、男性客ばかり年代はかなりばらけているが、どちらかというと若者が、何かの本を読みふけっていて、誰もが無言で動こうともしない。
近くに行って確認したら、皆、漫画を読んでいる。
今日、発売なのであろう。

しかし、漫画が好きならば、少しは作者ら関係者に尊敬の念を持ち合わせていないのだろうか。立ち読みしてしまえば、人生をかけて書いているその作者らに申し訳ないと思わないのだろうか。

僕も立ち読みは大好きだ。出かけると必ず本を物色して、何か面白いものはないかと探す。ただ、買う価値があるかどうかを判断するだけで、なければ即刻止めるし、面白ければ購入するようにしている。

買う判断まではいかなくても、図書館で借りて読み切って、やはり買った本も多い。もう読んだんだから買う必要がないと思われるかもしれないが、こんな価値ある本を提供してくれた作者への感謝の気持ちである。
無料ソフト(シェアウエア)と同じで、便利なソフトには代金を送金している。

本を読む人と時間が減っているようだが、1~2千円程度で、人が何百時間かけて書いたものを読めるのだから、安いものである。
高々数百円の漫画本には立ち読みしてお金を払わず、何千円もするスマホ代は払っているんでしょ。
法律に違反していないからと言って、いつも立ち読みで済ましてしまうのは、一部の日本人の悪い習慣で、世界的にマナーを疑われる。
ドイツなどでは、立ち読みしたくても、ラップしてあって読めない。
[本・製本]

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