懸賞金が話題になっているので、調べてみた。

公的懸賞金は捜査特別報奨金制度の事で、懸賞金の最高は基本的には３００万円までだが、場合によっては1、０００万円まで認められる。被害者家族などが自主的に設ける私的報奨金と合わせて、１０００万円である。

まだ記憶に新しいところで福田和子容疑者が時効直前に逮捕されて護送された松山ホステス殺人事件やマブチモーター社長宅殺人放火事件で、私的懸賞金が呼び水になって容疑者が逮捕されたことによって、公的懸賞金制度が始まったとされる。

過去の例
・英会話学校教師リンゼイ・アン・ホーカーさん殺害事件−１０００万円（４人に支払い済）
市橋達也−２００９年１１月１０日逮捕

・公証人役場事務長逮捕監禁致死事件−公的８００万円
平田信−２０１２年１月１日逮捕

・地下鉄サリン事件−１０００万円（公的８００万円、私的２００万円）
菊地直子−２０１２年６月３日逮捕、高橋克也−逃亡中

・世田谷一家殺害事件−１０００万円（公的３００万円、私的７００万円）
犯人不明

１０００万円の報奨金がもらえるとなると、警察に連絡するのを躊躇していた人が連絡したり、積極的に関わろうとする人が増えたり、事件解決に結びつくことが期待される。
現在逃亡中の高橋克也はいつ捕まるのか、注目を集めている。