2012-01-24
1993年だから今から20年近く前に発行された
『日本改造計画』を書いたのは民主党元代表の小沢一郎である。
この本にはありとあらゆるコトが書かれているが、気になるものを上げてみると、
・企業も個人も自己責任で
・時短で「1800時間を実現するために」
・遷都のすすめ
などは自己の主張に近く、興味深い。
中には「何も決められない政治」という節があって、20年経っても何も変わらないなーというのが正直な感想である。
しかしながら、多くのテーマの中で極めつけは、「一億二千万人の目で政治資金を監視」という節で、「政治資金団体を一つに限り、流れを透明に」、「政治活動費は公費で助成」、「企業や団体から政治家個人への献金は禁止」など一部は実現したものも含まれているが、肝心要の透明性は小沢氏に限ればまったくないし、そのおかげで国民から政治資金の監視を受けているのも皮肉な話である。
こうまで言うなら、毎月30分でいいので、政治資金の収支報告に目を通し、おかしな項目がないかくらいやるべきでしょう。それをしないのは口だけで、やる気がないのである。国会を欠席するほど忙しいのなら、料亭での会合を月30分、時短すれば済むことでしょ。
豪腕なのはわかるが、政治手法が古すぎて、国民から「No」をつきつけられた自民党政治そのものの体質である。
パソコンでも見てくださいね。
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